【アルバム『MORAL』2】 『IMAGE DOWN』 BOØWY

BOØWY

『IMAGE DOWN』レビュー

デビュー直後から解散までほぼ毎回ライブで演奏された『IMAGE DOWN』は『暴威』結成直後、目黒の氷室狂介さんのアパートで一番最初に制作された曲。

氷室の家は目黒にあった。
狭い台所に、幾つかのギターとベースがころがっている。
「まず布袋の曲入れよっか?」
粗末なテープデッキのRECスイッチが押され、布袋がピックを握った。
頭の中で散らかっていたロックンロールがアッという間に形になっていく。
「サビはこれだネ」
リフをビートで刻む。
『イメージダウン』のフレーズだ。
氷室がノートに走り書きを始める。
二人の共作、いや、今も続く"競作"がこの瞬間から始まった。
出典:『BOØWY STORY 大きなビートの木の下で』

この曲が収録されているアルバム『MORAL』は1981年の夏にはレコーディングの大半が終わっており、ビーイングが各レコード会社に売り込みをかけるも難航。

あのアルバム(『MORAL』)は初めはフィリップスで出す予定だったんだけど、歌詞が汚いとか、格好がどうこうとか言われてね。
出典:『BOØWY B to Y』 高橋まこと インタビュー

平野悠

出典:平野悠 (@yu_hirano) | Twitter

『IMAGE DOWN』をはじめとした歌詞の過激さゆえに各レコード会社は首を縦にふらず、そのたびに歌詞を変更、歌いなおし、1982年3月21日にビクターからやっとリリース。

原題は『LOWTEEN GIRL』だったという情報もありますが真偽不明です。

原宿のスタジオでライブアルバム『"GIGS" JUST A HERO TOUR 1986』のミックス中、会場設置のマイクが少なかったためか客席の声が小さいという事で、氷室さんと布袋寅泰さん自ら街中を歩いている若者に声をかけ、20人ほどを集めて「IMAGE DOWN!」のコールを録音したというエピソードも。

この頃(1986年)でも『BOØWY』の世間一般の知名度はまだまだで、両人に声をかけられても騒がれる事はなかったそうです。

 

『IMAGE DOWN』歌詞

作詞 作曲 編曲
氷室狂介 布袋寅泰 布袋寅泰

かっこがいいよ お前はいつでも
心も体もバラ売りしてさ!
数をこなすのと もててる事とは
同じじゃないんだぜ 尻軽TEEN AGE GIRL
愛だ恋だを上手に使いわけてみても
先も中身もないのさ
尻が軽いだけじゃ

あきれちまうぜ まるきりタイフーン
足りない頭 じょうぶな体
英語数学まるでダメだけど
あっちの方は インテリジェンスかい
ファッションの一つなんて とんだ思いちがい
ずっとそんなじゃ いつかはくるぜ
しっぺ返し
IMAGE DOWN
IMAGE DOWN
IMAGE DOWN
DOWN DOWN DOWN

Out Take① 『マリー』Ver

かっこいいわね マリーは彼氏と
一晩だけど寝た事あるの
自分の尻を切り売りするのが
シブいと思う 利口な娘
愛だ恋だと軽げな言葉使いたがる
先も中身もないのさ
尻が軽いだけ

回し回され まるで風車
足りない頭 上手な体
英語数学まるでダメだけど
あっちの方は インテリジェンス
前後見境無くして やっちゃまるでブタさ
純情そうな顔した 質の低いトイレ
IMAGE DOWN
IMAGE DOWN
IMAGE DOWN
DOWN DOWN DOWN

Out Take② 『自慢じゃないけど』Ver

自慢じゃないけど いつでも私は
10人くらい彼氏がいるの
テメェの尻を切り売りするのが
モテると思う 利口な娘
愛だ恋だはいつものただの隠れミノさ
先も中身もないのさ
尻が軽いだけ

回し回され まるで風車
足りない頭 じょうぶな体
英語数学まるでダメだけど
あっちの方は インテリジェンス
前後見境無くして やっちゃまるでブタさ
純情そうな顔した 質の低いトイレ
IMAGE DOWN
IMAGE DOWN
IMAGE DOWN
DOWN DOWN DOWN

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