BOØWYの記録

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【観客動員数記録更新】1984年05月31日 『BEAT EMOTION Ⅰ』渋谷LIVE INN BOØWY

BOØWY

『1984年05月31日 渋谷LIVE INN』セットリスト&MC

01.BEGINING FROM ENDLESS

02.IN MY HEAD

氷室「ストップ!ストップ!おい!前の方、あぶないからちょっと下がれ!OK!タテノリはいくらやってもOKだぜ!ケガしないように楽しもうぜ!そんじゃ、後ろの方のヤツにも届くような強い愛で贈るぜ、ロックンロール『IMAGE DOWN』!」

03.IMAGE DOWN

氷室「OK、THANK YOU!AH、BABY、何度も何度も!...言うけど、あんま前の方出てくると演奏できねぇから途中で終わるぜ。チョット、女の子も前の方にいるから、ケガしちゃうとツマんないから。チョット、ちょっと聞いてくれる?あのね、なんか最近、BOØWYのライブで、あの~スリみたいなこと財布を盗まれたりとか、すごくあるみたいなんでみんな気をつけてくれよ。BOØWYのファンになるとあんまそんな悪いヤツいないと思うんだけどね。なるべく、あ、そんなオレもね小学校の頃賽銭泥棒やって捕まった事あるけど。まぁ、そのくらいだったらいいけど、人の財布盗っちゃダメだぜ。OK、OKそれじゃ、またロックンロール続けていきます『PUSSY LADY』!」

04.PUSSY LADY

氷室「THANK YOU。OH、いつもいつもこの歌やる時は、「レディース諸君に贈る」って言ってるんだけど、関係ない男連中に色目使ってあんまり気持ちいいもんじゃないんだけど、女の子だけに贈るぜ!『GIVE IT TO ME』!」

05.GIVE IT TO ME

氷室「『NO N.Y.』!」

06.NO N.Y.

氷室「THANK YOU。みんなちょっとアツくなってきたかな。そいじゃ、このままの勢いでいくぜ。今オレ達のステージの上にね、みんながジャンプするたんびに振動きて、すごいサイコー気持ちいいぜ。ALL RIGHT!そいじゃ、極めつけタテノリビートやります、『MY HONEY』。」

07.MY HONEY

氷室「え~今日ね、XXXXX終わって飯食いにいって、エレベータオレら待っている時に、いつもライブ観にきてるヤツにバッタリ会ったんだけど、バッタリというか、まぁ観にきたんだから会うなと思うんだけど、んで、まぁ、そいつ帰っちゃったんだけど、観る金がないって言って。みんな若いからあんま金ないと思うけど、毎回毎回、オレ達のライブ観にきてくれて、ホントに、心から感謝してます。で、そんなヤツらにピッタリの曲、『BOOGIE』。(SE)ALL RIGHT、ちょっと頭が足りないような、イカれたオマエらが大好きだぜ!OK、オマエらのための歌だぜ!LET'S SING、 OH 『BOOGIE』!」

08.BOOGIE

09.ATOMIC CADILLAC

氷室「THANK YOU!OH、メンバー紹介やります。もう、みんな、名前知ってると思うけど、ドラムを叩いてるのが、高橋まこと。OK、それから、ベースを弾いてるのが、松井恒松。お、お辞儀するのに今スゲ~緊張したんじゃね。それから(笑)、ギターと、それから今日キーボードあの、シンセサイザーもやってます布袋寅泰。で、オレは氷室狂介って言うんだけどヨロシク。ほいじゃ、9月の25日に出したアルバムで、『INSTANT LOVE』っているカッッッッコイーアルバムがあるんだけど、そん中のシブい曲で『THIS MOMENT』っていう曲、やります。手拍子だけはしないようにね。」

10.THIS MOMENT

氷室「THANK YOU。カッコイ~!」

11.ROCK'N ROLL(CLOUDY HEART)

氷室「THANK YOU、ありがとう。次はあんまりやったことない曲なんだけど、『SYMPHONIC』、『SYMPHONIC』っていう曲、やります。」

12.SYMPHONIC

氷室「THANK YOU。OK、そいじゃ、次絶対XXXXXやるよ。あ~、BOØWYが一番最初に作ったラブソングなんだけど、シャッフルビートのとってもイカした曲で、AH、もっと舐めてよ『OH! MY JULLY』!」

13.OH! MY JULLY PartⅠ

氷室「THANK YOU。あ~、オレも何が何だかわかんないけど、とにかく気持ちイイぜ。じゃあもっと気持ちよくなるように、ロックンロール、シブいヤツいくぜ!『TEENAGE EMOTION』!」

14.TEENAGE EMOTION

氷室「LONDON!」

15.LONDON GAME

氷室「最後の曲です、『GUERRILLA』!」

16.GUERRILLA

氷室「ありがとう!」

【アンコール】

氷室「今日はありがとう、THANK YOU。ちょっと聞いてくれる?もうココのLIVE INNでやるようになってから、6回か7回か10回ぐらい目だけど、最初のうちはね、もう本当マジで100人前後ぐらいしか入ってなくて、それもほとんどみんな地元のばっかりでね、もうホントカッコ悪かったんだけど、何とかかんとか後ろの方まで、ドアの所まで人が集まってくれるようになって、ホント嬉しいと思ってます。そいじゃ、あ~あの、いつもオレ達のライブっていうと真ん中の辺くらいまでは、サイコーのノリなんだけど、後ろの方はまぁオレが目が悪いってのもあんだけど、あんまノッてんのがココまでどうも伝わってこないんでね、オレの方としては、あの、一番後ろの方までものすごく愛を込めてやってるんで、後ろの方も最後だから楽しんでいってね。そんじゃ一回、ここの室内にいる中全員で、タテノリビートでいこうぜ。ALL RIGHT、『MIDNIGHT RUNNERS』!」

17.MIDNIGHT RUNNERS

氷室「THANK YOU!」

18.INSTANT LOVE

『1984年05月31日 渋谷LIVE INN』メモ

この頃になると『新宿LOFT』では観客が入りきらず、拠点を『渋谷LIVE INN』へと移行、1984年2月24日から、3月(『新宿LOFT』2days開催)、8月(四国ツアー)を除き、10月まで『渋谷LIVE INN』でマンスリーライブを開催。

この日のライブは約800人を動員し、『渋谷LIVE INN』の観客動員数記録を更新。

ライヴ・インで演るようになって、ライヴ・インに客が入りきんなくなってっていうさ。
そのへんで社会を認めださせたじゃない。
いろんな事務所のやつが観に来はじめたりしてさ。
"うちに来ないか?"的なさ。

出典:『BOØWY HUNT VOL・2』 布袋寅泰 インタビュー