【アマチュア時代から振り返る】1986年12月23日 FMぐんま 『BOØWYスペシャル BY BOØWY』 BOØWY

BOØWY

『1986年12月23日 BOØWYスペシャル BY BOØWY』トーク

01.OUR LANGUAGE

はい、どうもこんばんは。
え~とですね、群馬に帰ってきて、今朝は、え~、おふくろが作ったね、久しぶりに、朝飯として焼きまんじゅうをたらふく食べた氷室京介と。

え~、こんばんは初めまして。
え~紺待人で今日は送りたいと思ってるんですが、ヨロシク。

ネ、クリスマスのイブイブという事で。

はい、イブイブ!

早速、あの~みんなにね、あの~前夜祭としてプレゼントとしてですね、今日は『BOØWYスペシャル BY BOØWY』、2人でお送りしていきたいと思います。

02.MASS AGE

はい、え~とですね、『BOØWY』のファーストアルバム『MORAL』の中からですね、『MASS AGE』を聴いていただきました。

懐かしいですね。

懐かしいですね~!
布袋のコーラスが情けないものがありますね(笑)

これ、ライブハウスの時って、1曲目だったですね?

そうそうそう、オープニングにこの曲をやってました。

なかなか、懐かしいですね。

あの頃ってほらさ、色んなロックバンドが、みんな色んな、なんていうの重めの歌詞をやってたんだ。
反戦っぽいさ、で~、それがなんかメッセージじゃない?みたいなご時世があって、で~、その中でオレはそういうのはおかしいな、と思っててさ。
日本ってほら、体制違うじゃん。

違うね、外国とかと。
全然、ファッション性だけ追及しているっぽいヤツ多かったもんね。
『MORAL』みんなそういう感じの歌詞多いんだよね。

そ、もうアイロニーオンリーみたいなさ、皮肉っぽいね、アルバムだよね。
早速ですね、あの~チョコチョコ話する前に、そのアルバムの中から3曲続けて聴いてほしいと思います。
え~とですね、『GIVE IT TO ME』とそれから名曲『NO N.Y.』、そして、アルバムタイトル曲の『MORAL』を、3曲続けて聴いて下さい。

03.GIVE IT TO ME

04.NO N.Y.

05.MORAL

『BOØWY』のファーストアルバム『MORAL』の中より、え~、『GIVE IT TO ME』、『NO N.Y.』、そして、アルバムタイトル曲『MORAL』を聴いていただきました。
ここでですね、早速あのさっきから僕の相手をしてくれている方をですね、ちょっと細かく説明したいな、と思うんですが。

自分から紹介させて下さい。

紺待人さんというね。

え~、ね、ここんところちょっと『BOØWY』の本なんか書かしてもらって、もう、ね、結構子供のころから知り合いで、という感じなんで。
今日はほんとにね、またね、え~なんていうんだろ、みんなが聞きたい事とかね、ファンを代表して的な質問をね、赤裸々なバシバシ語りつくす『BOØWY』ストーリーというカタチでね。

で~紺さんのさ、紺さん自身のほら、色々『BOØWY』の歴史みたいなのをリアルタイムでずっと見てきてさ。
だから、その辺で昔の事とかもね知ってるし、その辺ちょっとお話したいですね。
その前にね、あのみんなにちょっと報告、うれしい報告なんですが、紺さんが、え~先日出しました『大きなビートの木の下で』という『BOØWY』の自伝的な本がベストセラーにもうなってます。

なりましたね~、凄い勢いですね。
本屋で並んでるの見た事ないんですよ。
あれね、見たくてね~、横浜とかね東京とかの大きい本屋行ってね、そのXXXXXとか、でね、ないの。
店員さんに聞いたの。
したら、「書いてるのどなたですか?」って聞かれると、照れくさくて言えないの(笑)
「誰だっけかな~?」結局ね、無くてね、見てないんですけど、なかなかもし、ファンの方で読んでない人いたら、誤解なくねXXXXXと思います。

ほんとに『BOØWY』のなんていうのかな、『BOØWY』が今に至るまでの事が凄くいろんな角度から書いてあって、凄いいい本じゃないかなと思いますんで。

今日はね、あとねその本はないん・・・本も入れちゃおうかな、色々ねプレゼントしちゃう。

プレゼントしちゃいな、もう

ね、用意されてるらしいんで、一番最後に、なんかプレゼント増えそうな気配もあるな。

プレゼントが続々と集まってます(笑)

(笑)

あの~最後まで楽しみに聴いてて下さい

よろしくお願いします。

というわけでですね、この頃、あの~『MORAL』のアルバムを作った頃はメンバーが2人多かったの。

そうですよね。
ジャケット、ね、今4人で見慣れてる『BOØWY』だけど6人並んでるからね。

そう、あの頃ね、ちょうどね『デフ・スクール』とかがさ流行ってた頃で、サックスを入れてバンドやりたいね、って話しでさ。

あんまサックス入ってなかったけど(笑)

(笑)でもルックスがいいんだよ。

うん、カッコよかったですよね。

ルックスはいいんだけどね、サックスはあんまりヘタでね。

あんまりヘタ(笑)

うん、あんまりヘタなんで、サックスの吹けないサックス奏者っていう事でね、それがウリになったんですが。

ライブハウスが狭く見えたもんね、ステージの上が6人いると。

そりゃそうだよ、あんな狭い所でやってたもんね。

だからファンの子とか、ね、『BEAT EMOTION』で『BOØWY』知った子とかね、1枚目の『BOØWY』みて6人もいる、なんて思うだろうね。

でもだから、最近のアルバム、2枚目からのアルバムと違って、ほんとに音作りのさ、なんていうの、組み方自体が違うじゃない、楽器が多いわけだから、その辺でもなんか前に遡って聴いたりすると面白いってのがあるよね。

改めて今『MORAL』とか聴いてね、結構いいじゃん、カッコいいじゃんね。

歌詞もあの歳だからこういうの書けましたね、っていう。

強力強力。

とりあえずですね、で、深沢君とあと諸星君っていうギターの人が抜けたその後に作った『INSTANT LOVE』っていうアルバムがあるんですが、このアルバムもなかなかいいアルバムなんだけどね。
このアルバムの中からちょっと聴いてほしいなと思います。
その前にCMを聴いて下さい。

06.INSTANT LOVE

07.SYMPHONIC

08.OH! MY JULLY PartⅠ

はい、『BOØWY』のですね2枚目のアルバム『INSTANT LOVE』から、3曲『INSTANT LOVE』と『SYMPHONIC』とそれから『OH! MY JULLY PartⅠ』を聴いていただきました。

ね~、だいぶ変わってるけどやっぱり、良い曲だよね。

このアルバムってね、凄いあのレコーディングするのに時間かかったアルバムなの。
初めてほら、その前のさ、ファーストのアルバムは、サウンドプロデューサーで『マライア』っていうバンドの、ベーシストの渡辺モリオって人がプロデュースしてくれて、で、初めて自分達でプロデュースをしたアルバムなのね、2枚目のやつから。
で、布袋自身もね、あの~色んな、まだ、事に慣れてなくて、よく色んな事わかってないから、アレンジとか凄いいいんだけど、音がさ、ちょっと薄いとかね、色んな問題あるよね。

難しいよね。
でも、確かにアレだものね、僕がライブとか観ながら、何て言うの、スタジオとかに遊びに行ったのはもう『INSTANT LOVE』の後半のレコーディングだったもんね。
でも、その後のテープ聴くと、ねぇ、レコーディングしただけで、そのリリースしなかった曲も。

あぁ、結構ありますね。

さらに1年位前だからね。
録り始めてた頃のやつ。

だから、このアルバムでさ、こう出した時に、きちんとしたスタジオで録ったのはね、え~とね、このアルバムに入んなかったのが10曲以上あるんだよね。
結構ね、そのアルバムに入んなかった曲でも有名な曲になっちゃってるのがあって、ファンの子の間で。

あるね。

『LET'S THINK』とかね『DAKARA』とかね『たった一度のLOVE SONG』とかね。
そのうち、そういうのがたぶん出るんじゃないかな、どっかから(笑)
音楽会社コロコロ変わってるからね(笑)
ね、海賊版かなんかで出るんじゃないかと思いますが。

カッコいいじゃんそういうのも。

ね、そん時は是非買って下さい(笑)

ダメだって(笑)

海賊版を(笑)

海賊版っていえばさ、この頃が一番ほら、ライブハウスの活動が活発化してきてるから、そういうテープの出てきちゃったりしてるね。
ライブハウスはみんな持ち込んでるじゃない、カセットテープ。
写真もバシバシバシバシ凄かったもん。

もうね、あの~照明なんて地味じゃないライブハウスとか。
フラッシュの方が凄いの。
だから、見世物的になっちゃって後半は。
だってアレだよ!?
あの、500人くらいしか入らないライブハウスに、1000人とか来ちゃうんだもん。

凄かった、強力強力。

その雑誌とかには、『BOØWY』はカッコ悪いとかさ、クソだとかバカだとかさ。

そうね、一番、アレだ、プライベートオフィスを作って、『O-con' nection』作って、一番コントロールされてなかったもんね。
結構、ね、作為的じゃなかったんだろうけど、雑誌とかの評判はね、最低でしたよね。
ファンの子のとは裏腹のもんになりましたよね。

あてになんないよね(笑)
そう、でもだからそれが実力だと思うよ、結局。

確かに確かに。

ね~、だってあ~いうパブリックイメージってさ、凄いいい加減なもんがあるじゃない。
実際に見たヤツがさ、例えば『BOØWY』のコンサート観に来て、その子が友達に言う事の方が全然リアルだしさ。

その辺のノリでアレか、かなり、ね、無理してバスとかでさ、XXXXX。
高崎にも来たでしょ?

来ましたね~。

オレ、何回か付き合ってきたもの。
なんか、どっかのレストランみたいな所とかで。

なんだっけ?
ガルシア?

いや、オレ来たのもっと後だよ?
あのね、新星堂の隣がさ、時計屋の2階でなんかライブハウスやって、客が入り過ぎちゃってそん時も。
その上、ほらお客さんが、お客さんがっていうか『BOØWY』がダンスするから、時計屋さんが揺れるって(笑)

時計がみんな狂うって(笑)
ありましたね、そういう事も。
高崎はほら、車でさ、高速乗ったら2時間もかかんないから楽だけどね。
1回九州に行った時は懲りたよ。
それもハイエースって車あるじゃない。
あれでさ、もう全然ボロなのね、中古で5万円位で買ったハイエースで九州まで行くんだけど。

真夏にクーラーが無いってやつでしょ。

28時間位かかるわけ。
真夏の照り返しでさ、暑くてしょうがないからサンチェーンみたいなお店でアルミホイルを買ってね、屋根に貼るんですよそれを。
そうするとね、照り返しが反射してね、ちょっと涼しいっていう。
色々やってましたよ。

スタッフが有名な話だよね。

そん時にあれだゼ、ギャラが野菜(笑)
ギャラがウン十万も貰えるって話で行ったのに、それも3万人のイベントの筈だったの。
それが集まったのジジババばっかりでさ、子供は赤とんぼ追っかけてるし(笑)
オレが、「THIS MOMENT♪」ってバラードやってんじゃん、子供が赤とんぼ追っかけてんじゃん。
で、なんか最後しまいには野菜。
「どうもご苦労様でした~」って野菜、かぼちゃとかナスとかさ、あん時は音楽辞めようと思ったね、やっぱね。

思うよね(笑)

これいったい何なんだろうみたいな(笑)

ちゃんとメイクもしてたんでしょ?

そ、メイクもちゃんとしてさ、で~頭金髪だよ?
金髪のサイドバックが、野菜貰って帰ってきました。
でもね、まぁそういう実際面よりはさ、やっぱミュージシャンだからほんとの所は音がね~、あの今も言ったように『INSTANT LOVE』でさ思うように作れなかったっていう部分が凄いあって。
で、その辺でね、凄い一時期悩んだの。
で、やっぱ何が一番大事かって言ったら、ミキサーがさ、ほら日本にあんまいい人がいなかったのその頃。
ね、で、誰かいい人いないかなって凄い探したんだけど全然いなくて、で~、まあその辺プライベートオフィスでできる範囲も限られてきたじゃない?
で、じゃあ、っていう話になって、色んな所から話きてた、大手の事務所から。

あれだもん、LIVE INNでさ、あの~何て言ったらいいんだろ、『BOØWY』ってさ、ほら招待状とか出してないじゃない。
来たい人しか来れないみたいなさ。
もうそれは東京だけじゃなくてね、そん中に結構有名なさ、プロダクションの方とかも見かけた事あるもん。

結構来てましたね。
で、その中で今入っている『ユイ音楽工房』のね、人が観に来てて。

あれも時間かかったでしょう、『INSTANT LOVE』からだってXXXXX。
「ニューアルバムも出ないライブハウスの王様」とどっかのミニコミ誌が書いてましたね。

でもほんとにレコード出すのが遅くて、でも、あの~ユイに入ってから、その~ね、エンジニアの問題とかもクリアして、どういう風にかって言うとベルリンのレコーディングしたんだけど。

練るだけ練って、動き出したら凄かったもんね。
で、今回あれでしょ、二十何時間かけてさ、車でほら、ね、九州行って、同じ二十何時間でベルリンに(笑)
強力強力(笑)

え~音の方もね、やっぱり二十何時間で九州に行ったんじゃなくてベルリンに行っただけの違いを、ちょっとここでみんなに聴いてほしいな、と思います。
じゃ、え~『BOØWY』の『BOØWY』というアルバム、ベルリンレコディーングのアルバムから、『CLOUDY HEART』と『ハイウェイに乗る前に』2曲続けて聴いて下さい。
と思いましたがですね(笑)
その前にコマーシャル。

09.CLOUDY HEART

10.ハイウェイに乗る前に

いや~、ベルリンのね、曇った低い空が見えるようですね、匂いがしてきますね。

してきますね。

ね~音違うねやっぱり。

違う、全然違う。
とにかく驚いたのはさ、その~マイケル・ツィマリングっていうね、エンジニアだったんだけど、凄いもう感覚もちろん違うんだけど、その音楽に対する姿勢みたいなのが全然日本の人と違うわけ。

でも、彼アレだよね、音作る感性もそうだけど、今あの~聴いてもらった『ハイウェイに乗る前に』と『CLOUDY HEART』なんだけど、『CLOUDY HEART』レコーディングしてる時マイケルがね、「なかなかCLOUDYな曲だ」って言ったんでしょ?

そう、凄い哀しくて心が曇ってくる、ってね。

やっぱ日本と合ってのかね。
日本で活躍してますもんね、彼。

あ~、ね(笑)
色々やってますね。
いきなり明るい話題になっちゃいましたが。
というわけでですね、え~、この『BOØWY』っていうアルバムはすっごいオレ気に入ってるアルバムなんだけど、そん中からえ~とメイン曲にもなりました『DREAMIN'』とそれから『唇にジェラシー』2曲ここで聴いて下さい。

11.DREAMIN'

12.唇にジェラシー

もう早いもので1時間も経っちゃいましたけど、早いよね。

早いね~。

こういう番組って実際やってみると凄いあっという間に終わったね。

悔しいよね。

悔しいよね。
でもハガキをドンドンみんながくれればさ、レギュラーになって、勝手にレギュラー番組にしちゃうっていう(笑)

だけどアレだね、やっぱり、ね~、マイケル、ベルリン強力。

強力だよね。

凄い音いいね。

うん、もうね、あのさっきの話の続きにちょっとなるんだけど、ほんとにね、凄いアーティスティックなエンジニアなの。
で、自分がいいと思った音っていうのはバンドのメンバーとかでさ、意見が食い違ったりしてもとことん寝ないででもね、通るんですよ、押して。
そういう姿勢ってないよね、日本の人。
ほんと会社員会社員しちゃってんじゃん、その点なんかね、やっぱああいう音作る人って違うんだよなってっ気がしますね。

いい意味のさ、雰囲気一発的なものが。

そうそうそう。

「この音でしたっけ?この音でしたっけ?」ってあんまり聞かなかったもんね。
で、英語がまた、不思議だったのはみんなちゃんとコミュニケーション、一つの音楽ってもの通じてさ、できちゃうのね、アレね。
不思議不思議。

音楽に携わっている人間ならではのね、バイブレーションみたいな。

でもあれが、なんだっけ、ボクら遅れてとりあえずベルリンに行ってさ、あの~『ホンキー・トンキー・クレイジー』のレコディーングの時にいたじゃない?
で、ほらコーラスの女の子、一応外人さんか何か、連れてきて、一所懸命説明するじゃん歌詞を、英語で(笑)

(笑)でもちゃんと通じたでしょ?
「BOØWY & XXXXX」っつって(笑)
カーセックスって(笑)
しっかりわかったんじゃない、ウケてましたね。

上手いのなんの歌が、突然来たクセに。

彼女上手かったよね。

上手かった上手かった。

あとね、あの『ホンキー・トンキー・クレイジー』で、ハービー・山口さんっていう有名なカメラマンがいるんだよ。
あの~『デュラン・デュラン』とかさ『ジャパン』とか撮ってた人なんだけど、その人が調子にのっちゃって「僕にも歌わせて下さい」って(笑)
コーラスに入ってるんです(笑)
入ってるんですね(笑)
なかなか和気藹々としたね、ムードの中で、ベルリンで。

街とか行ったの?

その~近くはね、結構周ってみたりはしたけど。

スゲー気に入ってたもんね、街をね。

じゃ、ロックンロールタイプの曲を何曲かいってみたいと思います。

OH YEAH。

『JUSTY』それから『BLUE VACATION』と、え~『ミス・ミステリー・レディ』。

13.JUSTY

14.BLUE VACATION

15.ミス・ミステリー・レディ(Visual Vision)

いいアルバムじゃないか。

スッテキー。

ね~、売れるに決まってるよね(笑)
あのね、うちの親父からさっき聞いたんだけどさ、某レコード会社がね『BOØWY』がなぜ売れるかっていうのを会議したんだって。
で考えた末に、結局わかんないんだって何で売れてるか、バカなヤツだよね(笑)
そんな事だから、ね、まぁいいさ。
っていうわけでですね、あの~このアルバムで、初めてなんていうかシュールレアリズムっていうかシュールな世界をオレは歌詞でやってるし、布袋は布袋で凄い浮遊感のある音をさ、ロキシーとかね、負けない位結構頑張ったアルバムではありました。

なかなかトータル的にね、強力。

凄いほんとにこういう雰囲気のバンドって日本に今までなかったでしょ。
ほんとだからね、このアルバム作り終わった時にヤッターと思ったよ。

言葉さ、悪いかもしれないけどさ、飽きないアルバムだよね。

あ~飽きない飽きない。
だって、元々ほら、レコードってさ飽きないものじゃなきゃダメだよね。
映画でも何でもそうだけど、凄いほら1回観ると全部もう見えちゃって、作った作業自体が見えちゃうってあるじゃない。
そういうのって凄いあんまり面白くないから。

その辺ってさ、作り手の側からすると、どうなんだろ。
だから、やっぱりそのベルリンっていう場所を選んでさ、短期間集中して1つのアルバムを作り上げる中ではもう、何回もその歌を、例えば作ったり聴いたりっていうね、アーティスティックな作業があって、で結局それをこう世の中にポンって送り出してさ、ある程度の期間を経てまた自分で聴いてみたみたいな時ってさ、作り手にしてみても聴く状況によって、その自分自身の感想とかって変わるのかな。

変わってくるよ。
だいたい、その曲自体がレコードにするまでが曲の完成形っていうか終わりじゃないのね。
ライブをやって、で、そのコンサートツアーが終わる頃にやっとさ、本当に一つなんか自分の体の一部になったみたいな部分があって。

そのバランスって『BOØWY』とれてるもんね、アルバム、ちゃんとコンサートやってツアーなってって。

その辺もだからさ、何て言うのかな、ライブバンドとしても偏ってないし、レコードにも別に偏ってないし、ほんとにミュージシャンなんだと思うよ、そういう意味では。

そうだろうね、だからこそ、こういうミュージシャン『BOØWY』が作り上げた、ね、この『JUST A HERO』ってアルバムもう1回持ってる人はね、この番組終わったら聴き返してほしいみたいな気がするな。

そうだね、その日の気分に合わせて色んな聴こえ方がすると思うんで、是非とももう1回だけ聴いてみたい、ってほしいと思います(笑)
何言ってんだオレ(笑)
焼きまんじゅうにあたっちゃってさ、起きた途端に「ほら、起きなさい、焼きまんじゅうが食べれるよ」っていう(笑)

知ってる?
あの上野でね、焼きまんじゅう売ってたの、あの、お祭りかなんかで、お~懐かしいって。
したら、そういうシチュエーションのおばさんがいてさ、群馬名物って書いてあるのはありがたいんだけどさ、群馬の群がさ、多野郡の郡なんだよ(笑)
それ見て大笑いでさ(笑)

郡馬(笑)
ツラいよね(笑)
もっともっと『BOØWY』を有名にしなきゃいけませんね(笑)
という事でですね、じゃあ、お知らせをどうぞ。

(CM明け)
はい、いいCMですね、いいCMだわ(笑)

(笑)懐かしいなと思って。

ね~雪草(楽器)さんには凄いお世話になったのオレも。

あるよね、あそこの楽器屋さんはね。

アマチュアバンドでやってた頃さほら、ヤマハとかね、関係ないけどねヤマハは(笑)
でも凄いね雪草とかね、すっごい色々親身になってくれて。

なんかほんとに、そういう意味ではさ、今アマチュアバンドは『BOØWY』のコピーとかして頑張ってるけどね、良い楽器屋さんがあるっていうのは良いよね。

うん、イベント、じゃなくてツアーでさ、全国回るじゃない。
で色んなね、地方に行ってアマチュアバンドが盛んな所って必ずほらそういう何て言うのかな、親身になってくれるお店の人がいて、その人が凄いフォローしてくれてっていうケースが多いよね。

楽器も、所謂技術面だけじゃなくて楽器との付き合いみたいなさ、あるもんね。

良い街ですよ高崎はって感じ。
この街に生まれて、この街に育って、そして東京に出て、東京に出てから学んだ事の方が多いけれども(笑)
『BOØWY』があるわけですよ。
というわけでですね、あの『BOØWY』のこれが完成形になったんじゃないかな、とみんなが言いましたこの頃は。

言いましたですね。

だけどこれが完成形じゃなかったっていうね、『JUST A HERO』っていうアルバムの『JUST A HERO』という曲を聴いて下さい。

16.JUST A HERO

はい、え~『JUST A HERO』の中からタイトル曲を聴いていただきました。
オレね~、あの『ロキシー・ミュージック 』とかがねすっごい好きでね、だからこのアルバムの中でもこの曲を凄くお気に入りの曲なんですよ。

お気に入りですよね。

浮遊感がね、何とも言えずに。

『JUST A HERO』、良いタイトルつけたもんですね。

まかして下さい。
ヘタなコピーライターよりいいでしょ。

で、この『JUST A HERO』のコンセプトの後にいよいよ世に問う問題作『BEAT EMOTION』が登場するわけだ。

登場するわけなんです、はい。
だからね、あの結構ほら凄い『JUST A HERO』が、オレ一般的に受け入れないと思ってたのね。
みんなの意識ってそんなに、絶対オレらが考えてるより何て言うのかな、変な言い方しちゃったらもっと俗っぽいっていうかさ、もっとわかりやすく作ってあげないと売れるようになってあげないと絶対売れないみたいなところってあるじゃない。

それってあるじゃんね。

でオレらってそういうの結構無視してやっちゃうから、その辺でね、なんか凄い迷ったんですよ。
あの~、アレが売れちゃったから、困ったなと思ってね。

あるよね、次どうしましょう的なね。

そうそう、でもまあ、最終的にはね、結局自分達がやりたい事をXXXXXできないっていう事で。
あんまり多くを語らずに、とりあえず新しいその『BEAT EMOTION』のアルバムの中から3曲程聴いてほしいと思います、どうぞ。

17.B・BLUE

18.RUNAWAY TRAIN

19.BEAT SWEET

はい、『BOØWY』のですね、最新アルバム『BEAT EMOTION』の中から、3曲『B・BLUE』と、それから『RUNAWAY TRAIN』、『BEAT SWEET』3曲続けて聴いていただきましたが。
そういえば、何かさ、紺さん、全然話変わるんだけど、子供がもう(笑)
ね、おめでたなんだよね。

ハイハイ(笑)<

どうですか、順調にいってます?

いやあ、ね、いい音楽聴かそうと思って毎日ね、クラシック聴かそうとか思ってるんだけど、泉谷しげる観にいっちゃってさ(笑)

(笑)ダメだよ。
で、何、ずっと観てたの妊娠しているのに、泉谷さんを(笑)
ロクな子産まれてこないゼ(笑)

強力だったね泉谷さんも。

オレもね、泉谷さんのね、あの、ある企画で少年院で泉谷さん、ボランティアなんだけどさ。
それ観て凄い感動してね、涙出てきそうになった。
あの人いいよね、『春夏秋冬』っていう名曲もあるし。

あ~最近XXXXXが歌ってたやつ、良いですよね。

是非ともみんな暇があったら聴いてほしいと思います。
別に『BOØWY』のレコードに限らず、いいレコードがあったら。
さっきさ、ほら、その某レコード会社のヤツがね、『BOØWY』が何で売れてんだろう、っていうのがさ結局会議したけどわからないって話をしたじゃない。
したら、東芝の人が来てて、その話を聞いて、なんか「音を聴いてくれればわかりますよね」って一言言ってくれたの。
それだよね!
だから、東芝はエラいっていう話なんですけど、チャンチャン(笑)
向こうでお辞儀してますが(笑)

でもほんとにアレだよね、レコード会社ね、たくさんXXXXX凄い、わかるよね、そういう所も。
最初がえ~とどこだっけ?

ビクター、徳間ジャパン、東芝、ね~、その間に揉めに揉めてね色々。

だってあれでしょ、某ファーストアルバムを出した、某レコード会社、レコードをメンバーが貰いに行ったらくれなかったんだって?

そうなの!
「すいません、あのファーストアルバムがまた発売になったそうで、下さい」とオレと布袋で行ったの。
そしたら「ハァ?」とか言われて(笑)
くんねえの結局。

儲けてるよね。
そん次の某レコード会社はポスター作ったじゃん。

ウソ!?

ほら、前のツアーの時にあったじゃん。

知らねえオレそんなの。

LIVE INNかどっかで撮ったような写真がさ、ポスターになってんの。

あ~、わかったわかった。
白黒のポスターでしょ?
昔ポスター作って下さいって言ったら、「じゃあ自分達でとりあえずお金出しといて」って。
で~そのお金を出すためにオレ達がどんだけバイトしたか、松井とまこっちゃんが!
オレと布袋はね、働かなかったけど。
そうなんですよ、そういう暗い過去があってね、でも、そんなに、ほら、演歌の歌手だとさ結構「いや~あの当時は」みたいな事言うけど、オレらずっと楽しかったから、ね。
楽しむために音楽やってるし。

自分、大切だよね。

紺さんなんでバンド辞めちゃったの?

楽しくなかったからじゃない?

(笑)しょ~がね~な(笑)

やっぱ、ね、大変じゃない。
ヒムロックなんかも見てて、フロントで歌を歌っててさ、その見られる重圧感とかってやっぱ凄いものあるでしょ。

もちろん、あるよ、それが快感だからね。

その部分でやっぱり、ね、色々あるじゃない?

あ、そっか、何かアマチュアの頃ほら、紺さんがやってるバンドとかオレ知ってたよ。

知ってた?

うん、で、なかなかいいボーカリストだなとか思って。

あ~それは、ね、色々ね(笑)

凄い人気もあったしね、なかなか女の子泣かせな。
体重はなかったんですけどね。

そう、痩せてたもんね、太りましたね~。

何してもアレですよ、奥さんを大切に(笑)
だって結局そうだもん、人間愛を忘れちゃおしまいだよ。
だからオレもさ、凄い今まで何枚もアルバムを作ってきてオレの歌詞も徐々に変わってきてるのね、やっぱ歳を追うごとにさ。

さっきもね、『MORAL』から聴いていくとやっぱり、どう変わったっていうのが明確にはわからなくても、ね、やっぱその世界がこう一つ一つこう。

そう、色んな人に出会ったら、その人に影響を受けて色んな風に変わっていくし、愛し合い方っていうのもさ段階みたいなものってあると思うの、深さみたいな。
もちろんだから12歳ぐらいになって初恋してさ、その頃の恋愛も恋愛だし、ほんとにね、ある程度歳をいってから相手を思いやるのも恋愛だと思うし、そういう意味でね、あの~今回のアルバムの中で凄い僕がみんなに聴いてほしい曲が1曲あるんで、その曲を最後にね、みんなに聴いてほしいと思います、『ONLY YOU』。

20.ONLY YOU

21.OUR LANGUAGE

はい、短かったですね。

ね、あっという間でしたね。

もっともっと色々お話したかったんですけど、ここでですね、え~イブイブという事で、イブイブという事でね、プレゼント決まりましたんで。
え~いきますね、まずですね、サイン色紙が10枚、タオル、あの~、ね、『BOØWY』のデカいタオルが1本、なんとサインが入っているTシャツ。

これは価値がありますね

2つ、バッヂがですね、たぶん2個セットになっているやつが5名様、それから、え~僭越ながら『大きなビートの木の下で』が2冊。

これサイン入れてもらいますから。

あ、ありがとうございます。

へへ(笑)

それからですね、え~東芝EMIさんがですね、急遽、え~持って来ていただきましたプレゼントがですね、これも太い。
『BOØWY』のね、『B・BLUE』のブルーのなかなかかっちょよい羽根扇がなんと10名様。

それからこのオシャレなブレスレットですね、『BOØWY』と入っています。

これも、なんと10名様に。
合計20名。
正月にXXXXX(笑)

(笑)ね、で~宛先の方はですね。

はい、お願いします。

郵便番号371、前橋市若宮町1-4-8 FM群馬『BOØWYスペシャル BY BOØWY』の係までですね、ドシドシお便り下さい。

どうもほんとに今日は、お疲れ様でした。

お疲れ様でした。
最近、紺さんも調子いいんでほんとにあの。

また~なんか機会あったら。

そうですね。
みんなと、耳で会いたいですね。

耳で会いたい。
コンサートもちょうどね、終わったばっかりだし、ツアー続きますけど体気をつけて。

はい、みんなの応援がある限りボクらは頑張ります。

イェイイェイ。

というわけでですね、え~焼きまんじゅうで朝を迎えた氷室京介と、え~、もうすぐパパの紺待人(笑)でお送りしました。
また!

どうもどうも。

『1986年12月23日 BOØWYスペシャル BY BOØWY』レビュー

氷室さんと紺さん(マネージャーの土屋さん)が地元群馬県のラジオで、アマチュア時代から1986年現在までを振り返るという『BOØWY』史上最も貴重なラジオ音源なんじゃないかと思います。

『暴威』結成時、『デフ・スクール』のようなバンドがやりたい、という事でサックスを入れた、と言っていますが、サックスの深沢さんの事を「ルックスはいいんだけどね、サックスはあんまりヘタでね。」となかなか辛辣です(笑)

布袋さんは『デフ・スクール』の影響を大きく受けていて、『暴威』初期の頃は新宿LOFTで彼らの『O BLOW』を演奏していたようですが、そこから後に自身の曲『OH! MY JULLY Part I』が産まれたような気配がありますね。

アルバム『INSTANT LOVE』の振り返りでは「『LET'S THINK』とかね『DAKARA』とかね『たった一度のLOVE SONG』とかね。そのうち、そういうのがたぶん出るんじゃないかな、どっかから(笑)」と話していますが、『BOØWY』解散後に全てリリースされたので予言が当たりましたね(笑)

そして有名な野菜ライブについても語っています。

アルバム『BOØWY』ではエンジニアのマイケル・ツィマリングさんを絶賛していますが、『BOØWY』リリース時の雑誌『ARENA37℃』のインタビューで氷室さんは彼の事を「ドスケベ外人」とメチャクチャ言っていた事もありました(笑)

そして、アルバム『MORAL』が85年に再発された時に、氷室さんが布袋さんと一緒にビクターに貰いに行ったら門前払いされたエピソードも語られていますね。
88年の『MORAL +3』と勘違いされている方もいますが、正しくはこのラジオのとおり85年の再発版です。

なお、前日(12/22)は群馬県民会館でライブがあったので、このラジオは事前収録ではなく12/23に収録されたものであることは間違いなさそうですが、1週間前の12月16日の長野市民会館でのライブ後、解散についての話し合いが行われたとは微塵も感じさせないトークでした。