BOØWYの記録

BOØWYの記録

【ゲスト『松井恒松』】1986年10月21日 東海ラジオ 『SF Rock Station』 BOØWY

BOØWY

『1986年10月21日 SF Rock Station』トーク

え~とですね、誕生日で色んなプレゼントをみんなから貰いまして、この場をちょっとお借りしてですね、え~、ありがとう、と心からお礼を言いたいと思いますが、やっぱロックバンドという事もありましてですね、なかなかチープというよりはエコノミーな、あの作品が多くてですね、どっちかっていうと、あのボクはね、今すごく一つ欲しいモノがあって、『BMW320』っていう車があるんですが、コレが欲しい!
一つあの~車屋の娘さんかなんかいたらですね、この放送聴いてたら、え~氷室京介宛に、え~贈ってほしいと思います。
一生ついていくXXXXX。

ハイ、どうもこんばんは。
今回で3回目なんだけどね、え~先週もちょこっと言ったけど、今日はえ~BOØWYから、え~ゲストとして松井君が。
先週あの松井君とまこっちゃんが来るって言ってたんだけど、まこっちゃんちょっとスケジュールの関係で来られなくて、松井君が遊びに来てくれてますので、後々に松井君を連れてですね、え~送っていきたいと思いますが、まずはですね、え~1曲ちょっと、みんなちょっと知らないかもしんないけど、オインゴ・ボインゴというバンドの『Controller』という曲を聴いてください。

01.Controller

オインゴ・ボインゴで『Controller』を聴いていただきましたが、え~、あのねこのバンドそんなに有名じゃないんでね、日本では全然売れてないし、アメリカのバンドなんだけど、アメリカでもやっぱ全然売れてないし、ホント知る人ぞ知るってバンドなんだけど、え~ボクがですねこのバンドをどこで知ったかっていうと、東京に六本木という所がありましてですね、え~六本木ってあのみんな知ってるかな?
あのテレビじゃね、なんか色んな雑誌なんかで知ってると思うんだけど、ま~一応名古屋っつう事で、バカにしてるんじゃないよ、名古屋っつう事でですね(笑)
え~軽く説明したいと思いますが、一口に言ったら飲み屋街なのね。
んで、どういう所かっていうと、あんまり手羽先とかがあるような所じゃなくてですね、え~やたらあの、サーファーとかですね、まぁ一口で言ったらクリスタルなんだけど、サーファーとかがすっごい多いの。
んで、外人とかも多いし、それからやたらテレビ局のディレクター関係の人とかね、そういう人が多くて、で~あの鼻に骨刺したら似合いそうな土人がですね、エラいサーファーの女連れて歩いてるっていうような、そんな矛盾の街なんですが、そこでですね、え~4年か5年くらい前に『CLiMAX』というディスコがありました。
んで、このディスコは、六本木にあるのにやたらセンスが良くてですね、あのかかる曲がニュー・ウェイヴばっかりで、でボクらもその頃、あのすごいその店に行ってたんですけど、そこでたまたまそのオインゴ・ボインゴがかかったのね。
で「うわぁカッコいいわ」と思って早速、え~1枚目と2枚目のアルバムを買いまして、で、まぁそれからずっと今でも聴いてるわけなんですがですね、え~みんなもあの興味をもったらレコード買ってほしいと思います。
じゃココでもう1曲オインゴ・ボインゴから『Only A Lad』っていうド派手な曲を一発送ります、ヨロシク。

02.Only A Lad

オインゴ・ボインゴでコントロ、あ、いや『Only A Lad』を聴いていただきました。
え~とね、ちょっと全然違う話になるんだけど、ちょっと暗い話なんだけどね、一昨日あの、プロモーションで大阪に行ってきたんですよ。
で、帰りにですね東京に戻ってくる時に新大阪の駅で、え~レストランで、駅のレストランでカニピラフを食べたんですが、その時にですね、あの~2人連れの男の人が黒い、あの~どっから見てもお葬式帰りとわかる人がですね、え~胸にお骨を抱いて、ちょっと暗いでしょ?
胸にお骨を抱いてですね、レストランに入ってこようとしたんです。
で、正直言ってあの失礼な話なんですが、え~ボク、ね、食事時だしなんかあんまり気持ちのいいもんじゃないな、とまずそれ見て思ったんですね。
で、入ろうと思ってその人達が1回出たんです。
あ、やっぱ周りの人に気を使ってね、やっぱお骨を抱いてレストランに入るのは周りの人が嫌だろうなと 思って、帰ったのかなと思ったら、しっかり表でショーウインドウ見て食べる物決めてからまた入ってですね、で~あの~何を注文したか知らないんですが。
で、お骨をですね、普通はあ~いうのってどこに置くんでしょうね?
コインロッカーに入れるわけにもいかないから、やっぱ持ってくるんでしょうけど、 床の上に置くかなと思ったらテーブルの上に置いたんですね。
で、2人で向かい合って座りましてですね、暗そうな顔をしてまして、これ結構なんか次の人 あのテーブルの上でカレーライスなんか食うのが結構ツライもんがあるんじゃないかな~と(笑)
しみじみ感じた今日この頃ですが、え、全然違う話なんですけど次に紹介するバンドはですね、 え~デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズといいまして、これもやっぱ『CLiMAX』でね、ボクが知ったバンドなんですけど、とりあえずね、あのロンドンっ子の間ではものすごいあの出た当時評判が良くて、ま~例によって日本では全然売れてなくてね、でアメリカではね『ベストヒットUSA』とかいう番組あったでしょ。
あの番組で1位か2位になった曲とかあって、で結構評価もされてるんだけど、(セックス) ピストルズのジョン・ライドンとかがさ、すごいこのバンドはプロモーションさえ上手くいけば絶対ピストルズより上だと言った曰くつきのバンドを1曲聴いて もらいたいと思います。
『Burn It Down』、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ。

 

03.Burn It Down

ハイ、え~デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズで『Burn It Down』を聴いてもらいました。
さっきのちょっとね、話の続きなんだけど、その時にうちのマネージャーと一緒にレストランに入ったんですよ。
でこれ、うちのマネージャーっていうのがこれがね、あの~『ゲゲゲの鬼太郎』に出てくる『砂かけばばあ』に似てるんだ(笑)
でもう、めちゃめちゃもうね暗い雰囲気にどっぷりつかりましてね、まるでゲゲゲの森にあるなんかレストランかなんかに来たような雰囲気に陥りましてね。
ハイ、というわけでデキシーズ(ミッドナイト・ランナーズ)の『Burn It Down』に続いては、これはね~あの次にかける曲は、さっき言った『ベストヒットUSA』で、 1位・・・2位かな、2位くらいまでいったと思います、この曲を聴いてほしいと思います、 『Come On Eileen』。

04.Come On Eileen

05.Seven Days Too Long

「Seven Days Too Long, Come on back to me」ってね、結構泣けちゃう歌詞ですね。
オレこう見えても結構英語にはうるさいですからね。
これをボクなりに解釈しますとですね、1週間は長すぎる、君がいなくては1週間は長すぎる、どうか帰ってきてください、っていう歌詞なんですが、 え~最初聴いた時に、「Seven Days Too Long, Come on fuck to me」って言ってるのかと思ってですね、どうかもう一発やってくださいって言ってるのかと思ってスゲー歌詞を歌うな、と思ったら違いましてですね、 「Come on back to me」、ね、とりあえずロンドンっ子の間ではこのバンドはですね、あの、オレ達の世代のビートルズはこのバンドだ、ってね言われたくらいすごいもう支持を集めたバンド、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズを聴いていただきました。
結構あの、暗い話を織り込んでですね、今日は進めていきたいと思うんですが、暗い話といえばですね、結構笑える暗い話があるんだけど、オレの中学の時の同級生でね、あの~某オオシマ君っていう人がいましてですね、その人が、ある日お風呂場で、お風呂場でですねマスターベーションをしてたらしいんです。
したらですね、いきなりもう「アッアッアッイクぞイクぞ」ってイった瞬間にですね、ガラっと親父が音もなく現れましてですね、で、手の上に出したそのモノについて「オマエ何やってんの」、何やってんのって聞かれたら困っちゃうよね(笑)
で、よしゃあいいのにバカだからね、そいつね、頭にそれを塗りましてね、「リ、リンスやってんの」って(笑)
く、暗いような明るいような話があってですね、でここまでだったら暗いようなとか、明るい話なんだけど、そのオチがありまして、そのオオシマ君がですね3年後にですね、え~高校に進学しましてからですね、え~勉強に行き詰まりまして、自殺をしてしまったという、なんかね、暗い話でしたが、ね、とりあえずみんな塩をまいて聴いてください。
というわけでですね、え~ちょっとこういう暗い雰囲気にピッタリの曲をここで送りたいと思います。
今までアメリカとイギリスと、それぞれオインゴ・ボインゴ、デキシーズ(ミッドナイト・ランナーズ)送ってきたんで、次はノルウェーからですね『?????』っていう老舗バンドで、スッゲーこれはあの音がいいバンドなんで、ちょっと耳を澄まして聴いてほしいと思います。
『?????』で『?????』。

06.?????

え~『?????』で『?????』を聴いていただきました。
やっぱノルウェーともなるとちょっとね、メロディーとかが雰囲気ありますね。
え~とりあえずですね、ここでみんなあんまり知らない曲ばっかりじゃつまんないと思うんで、知ってるところ1曲くらいいこうかなと思います。
え~マドンナ知ってるでしょ?
で、彼女結構ねあの~ルックスとかあんまり好きじゃないんですけど、まあオッパイが大きいから好きなんですが(笑)
え~曲とかはですねすごいホントになんていうのかな、いい曲が多いですよね。
で、すごい前から結構好きで、うちのメンバーなんかみんな大好きでね。
え~新しいアルバムもすごい、『True Blue』でしたっけ?
すごいいいアルバムだと思います。
で、じゃあマドンナのですね、え~嫁に行く前の日に父に捧げる、あのヘタしたら芦屋雁之助さんの世界ですが(笑)
その『Papa Don't Preach』をここで聴いてほしいと思います。

 

07.Papa Don't Preach

ハイ、え~マドンナで『Papa Don't Preach』を聴いていただきました。
やっぱね、あの嫁に行く前のその娘の気持ちっていうのは万国共通なんだよね。
松井君ちのですね、あの~こないだお姉さんがお嫁さんに行きまして、え~松井君ちのお母さんがその時にですね、カラオケで芦屋雁之助さんの『娘よ』を聴いてですね、涙したという話は非常に有名な話なんですが、ここでですね、え~もうすぐ2時なんで、ちょっと途中になっちゃうかもしれないけど、え~と1曲ボクからですね、本田美奈子ちゃんの『the Cross -愛の十字架-』を皆さんにお送りしたいなと思います、どうぞ。

08.the Cross -愛の十字架-

え~ハイ、2時を迎えましてですね、ここでBOØWYから先週も言いましたが、ゲストの松井君とそれからえ~、毎週来てくれてます、え、12月だっけ本出すの?

ハイハイ、5日ですね。

12月5日にですね『大きなビートの木の下で』っていうBOØWYの、え~本を出します紺待人さんが、2人おいでになってます。紹介しますイェーイ。

どうもどうも。
こんばんは、松井さん。

松井恒松です。

XXXXCXじゃねえよ(笑)
ネ、あの~病気の事なんかもさ、みんな心配してくれてるから、あの細かく言いたいんだけど、まずじゃあ最初に1曲レコードを聴いてもらいましょうか。

え~とね、ん~最初に選んできたのがブルース・ウーリー&ザ・カメラ・クラブっていうバンドの、え~とね『English Garden』聴いていただきます。

09.English Garden

ハイ、え~ブルース・ウーリーで『English Garden』を聴いていただきました。

なんか今変な音聴こえた(笑)
え~と病気ね、あの~色んなほら、みんな心配してくれてさXXXXX、松井君のほうからですね、元気になりましたっていう事をみんなにですね。

え~とね、結構かかっちゃって1ヶ月くらいあの~寝込んでたんですけどね。
あの~『伝染性単核症』っていう病気で、なんだかよくわかんないんだけど、でも結局なんか、あの~それはね自分で、あの~寝て、あの旨いモン食って治すしかないっていう病気で、だから迷惑かけちゃったんですけど。

なんか松井がいない間にさ、布袋が色んな事調べてきて「なんか再起不能ですよ」とか言うからさ(笑)

最初入院とか言われてさ。

ネ、もしそうなっちゃたら大変だもんな、だってこれからツアーもあるしね。

最初入院とか言われてさ。

レコーディング終わった後で良かったよね。

そうなんだよ、リズム録り終わってね、で後の曲全然聴いてないし。
うん見に言ってたけど。

でもまぁ元気になって。

そうなんですよ、おかげ様で。

ホントにでもアレだよな、ファンの子心配して、ホントに心配してくれるからありがたいでしょ。

ありがたい。

ネ~。

ウン。

なんか、ホントにミュージシャン体が資本みたいなとこあるから。

ですね、肉体労働だもんね、なんかね。

なんか、ホントに肉体労働だからね(笑)
頑張って体には気をつけないといけないな、と。

まぁ、ヒムロック一安心でしょ。

そうなのね、やっぱバンドの中で一番仲いいじゃん。
で、結構参謀的なさ、頭悪いんですけど(笑)
参謀的なね、XXXXX。

やっぱね、4人でねBOØWYみたいなとこあるからね。違う人が手伝うとかって。

あとはほら、まこっちゃんがほら、それなりにオリ、オリジナリティが強いじゃん。
だからそれのフォロー役っていうかさ、その辺も結構松井選手やってるし。

だからさ、一人で寝てる時はなんか寂しくてさ、んで、久しぶりに、あの仕事やるじゃん?
なんかもうやっぱり、みんなと遊んでて面白くてさ、面白くないんだけどさ。

ホントだよオマエ、遊びをXXXXX(笑)
でもさ、あのほら、反面たまになんていうの田舎に帰ってお母さんと一緒にいられるのとかもいいよね。

んまあいんだけどね、親父がXXXXX。

(笑)
でもまあとりあえず治ったという事で、何よりっていう事でね。
え~病気の話も一通り終わったとこでですね、もう1曲松井君がレコードを持ってきたのを聴いてほしいと思います。

ボク持ってきたの割りとね、やっぱり5、6年前のばっかしなんだよね。

それだってさ、その頃の方がカッコいいのエラいあったよね。

そうなんだよ。

今のはなんかもう、ホントみんな死んでるもんねミュージシャンね。

だから今でもやっぱり中古盤とかその頃の買いにいっちゃうしさ、それでその頃の、では続けて2曲いきますけども、え~とトゥエルフス・ナイトっていうバンドの『Art And Illusion』っていう曲とですね、もう1曲はオインゴ・ボインゴの、これはね、氷室君もすごい好きで、ボクも一番好きなんですけど。

ボーカルがしつこく言ってますからね、大好きなんです(笑)

なるほど(笑)

これの『Little Girls』。

 

10.Art And Illusion

11.Little Girls

え~と紹介してください。

え~と、今の2曲はトゥエルフス・ナイトの『Art And Illusion』と、オインゴ・ボインゴの『Little Girls』でした。

ネ、結構話が盛り上がって疲れてきましたね。

そうですね。

結構さ、あの頃ってホントにいい曲多かったよね。

多かった。

ネ、でほら、暴威時代、のさ、すげえ何て言うの、まだ全然ほら知られてなかったけど、ライブハウスに行ったらバタバタできたじゃん。

そうだね~う~ん。

なんてXXXXX、ダメだよ(笑)

いやいやいや、忙しくねえぜ?

病み上がりっていう事で。
結構ほら、女の子なんかと友達になれたり、結構バンバンしたじゃん。
その点最近なんかエラいツマんなくない?

そうですか?

そうなんですよ、なんかやたらですねイベンターの人が守りにはいってね、XXXXX。
ホントは会って話とかしたいんだけどね、ファンの子とね、特に女の子とはさ。

そうだね。

オレとかだからこの頃結構恋したもん。
で、恋をする事はやっぱミュージシャンにとってですね、松井君も歌詞書くでしょ?

そうなんですよ。

ネ、やっぱ詞を書く上で恋をしなきゃ書けないですよね。

そうですね。

今どうですか、恋は。

今はね、してますよモチロン!

(笑)

してるよ~。

どのような恋ですか、今の恋は。

ん~とね、今の恋はどのようなっつうとですね。

色々あるじゃん冷蔵庫の欲しい女の子(笑)

そうそうそうそうそう、パンツが欲しかったりする娘です。

なるほどね。

なかなかね。

大人の恋ですね。
とりあえずじゃああの、アレですね、なんか、松井君今日XXXXX(笑)
次の曲いきましょうかね。

え~とじゃあ最後の、ボクが選んだ最後の曲なんですけども、モダン・イングリッシュ、え~『Someone's Calling』です。

12.Someone's Calling

(中略)

女性像はどうですかね松井さん。

え~とね、そういう女性観とかさ理想の女性とかっていうのはさ、ないんだよね。

いや、前とか色々(笑)

前はもってたんだよ。

初対面で相手の血液型と星座が合うと「オレにはあの人しかいねえんだよ」とか言ってね(笑)

最近でも全然そういうのないよ。

あ、ホント?
付き合ってみないとわかんないからね。

そらそうさ。

冷蔵庫の恋とかも言うよね(笑)

あぶねあぶね。

という事で、ハイ、次いきます。

でもアレじゃない、まこっちゃんもさ、ほらアレじゃない、あ、松井君から来週ね、なんとか。

あ、じゃあここでコメントいただきましょうか、まこっちゃんに。

あ~まこっちゃんに?

まこっちゃんの女性観というのを聞きたい。

結構話題に出てるみたいだよ。
ブラウスの恋って何ですか?とか(笑)

ブラウスの恋っていうのはですね、(高橋まことがゲストの)来週言えないから今週言いますけど(笑)
かわいい女の子がいるとですね、「すいません、ど、どっから来たの?」とか言ってブラウスを買ってあげちゃうという、この、なんというかやっぱ包容力ですね男は。

XXXXだったんだなどこかの。

そうそう京都かどっかでしょ。

オシャレだよね。

オシャレオシャレ。

優しいよ。

女の人にまこっちゃんは。

優しいよね、弱い者には強い(笑)
というわけでハイ、次にいきます。

(中略)

というわけでじゃあ、1曲ボクの大好きな曲を聴いてほしいんですがですね、え~ダリズ・カーというバンドがありまして、これはバウハウスのピーター・マーフィーと、それからあのジャパンにいたベーシストのね、松井も好きなんだよねミック・カーンね。
彼がバンドを組みましてですね、え~1曲、ちょっとあのアルバムを1枚あのアルバムを作った『Dalis Car』というアルバムがあるんですが、その中から『Dalis Car』という曲を聴いてください。

 

13.Dalis Car

あのね、夢をね、割とボクは覚えている人なんですよ。
よく見るし、あんまり現実的なの少なくて、今朝見たのがね、さっきのあの好きな食べ物シリーズ的なんだけど、あのみんなでねツアーに行くんだ、場所はどこかわかんないんだけど名古屋かもしれないし、XXXXXかもしれないし。
でね、あのテクテク歩いてて、なんかラーメン食いてえな、ってなってラーメン屋探そうって歩いてたらね、なんかあの、あるじゃんラーメンのさ、赤いなんて言うのアレ?

ん~暖簾!

暖簾じゃないなあ。
アレにさ、あの白い所に赤い字で『元祖』って漢字で書いてて。

(笑)

『納豆腐ラーメン』って。

(笑)

それがさ、納豆って、それと豆腐がくっついてて『納豆腐ラーメン』って書いてあるんだよ。
コレ旨そうだから入ろうぜ、ってみんなで入って、で、それをね、あの~食べるところで夢が終わっちゃうんだよね。
で、汁とかね緑色してんの。
でもスゲー旨そうなんだけど、それをもしコレを聴いてて、実験して食べて。

納豆腐ラーメン(笑)

返事を聞かせてほしい。

すごい夢見るよねあんたね。
XXXXX(笑)
ハイ、というわけで納豆腐ラーメンの話も終わったところでですね、え~さっきのあの、なんだっけミック・カーンと一緒にバンド組んでたジャパンのボーカリストの方のねデヴィッド・シルヴィアンのソロアルバムから、『Pulling Punches』っていう曲を聴いてほしいと思います。

14.Pulling Punches

ネ、カッコいいね。
このアルバムをさ、あのオレらの3枚目のヤツ、マイケル(ツィマリング)がやってんだよ、知ってた?

うん、だってね。

そうなんだよ、だってね、ってさっきオレが言ったんじゃん。

だからだってねって言ったんだよ。

知ってる?
最新情報、このマイケル・ツィマリングがアルフィーやってんだよね。

(中略)

とりあえずね、BOØWYのツアーの時にね言っていいのか知らないけど言うけどさ(笑)
あのツアーXXXXX行ったじゃん、女の世話がエラい大変なの。

それオレも知ってる。

エッチな外人なんだよね、外人のくせに(笑)

まこっちゃんといいコンビだった。

でもだからさ、似てるよまこっちゃんと、まこっちゃんはほら、ドラム叩いてる時はスゲーカッコいいじゃん。

オレ、今朝行ったとこ、仙台かな、まこっちゃんとマイケル揉めてたよ。

(笑)

負けたもんな。

負けた、なんか負けてどっか行っちゃったけどね。

やっぱだから男はなんか一つさ、あのコレだ、っていうものがあればさ。

他何やってもいいって。

そんな事はないけど(笑)
でもなんか一つないとツラいものがあんじゃん。
マイケルにしても布袋にしても、マイケルがスタジオにいる時はアレはカッコいいしさ、まこっちゃんドラム叩いてる時はさ、バチ投げなきゃエラいカッコいじゃん(笑)
すごいんだよだって、こうやってブレイクでバチ投げてニコニコしながらXXXXX、次に入れない(笑)
まあ、まこっちゃんの話はその辺にして。

来週来ますからね。

じゃあ、今日はBOØWYの曲をですね、あのかけてないんでシングルを1曲聴いてほしいと思います。
『B・BLUE』。

 

15.B・BLUE

(中略)

あ、それでささっきのほら納豆腐ラーメン、納豆腐ラーメン是非みんなに食べてほしいよね。

そうなんですよ、オレはね怖くてイヤなんだけど。

(笑)

ハガキでいいから、面白い食べ物紹介して。

あ、じゃあ、ココでもう1回言いますよ、郵便番号461、名古屋市東区東桜1丁目、東海ラジオ放送『氷室京介の変態グルメ納豆腐ラーメンの係』まで(笑)
ネ、お便りください、絶対試してみてください。

スタジオでもなんか試そうね。

ネ、というわけでですね、え~もうそろそろアレかな、時間が・・・。
今日は結構ホントにいい雰囲気でできたよ。

あ、そうなんか、面白かった。

松井がいるとスゲーリラックスできるんだよね。

じゃあ毎回遊びに来るか。

おいでおいで(笑)
来週まこっちゃん来るっていうから、また一杯飲ませてですね、ほろ酔い気分で来ると思うんで(笑)

ギターかなんか持ってきますんで。

あ、そうだそうだ!
あのね、来週にですね、コレ絶対言っておきたかったんだけど、え~とビートルズを、え~ボクがギターでですねちょっと1曲みんなにプレゼントしようかなと思うんで、オレに是非歌ってほしい歌を生ギター1本でビートルズのこの曲を歌ってほしいというのを、ハガキでドンドン送ってください。
まこっちゃんと一緒に盛り上がります。
というわけで最後の曲になってしまいましたがですね、え~BOØWYの、すごいこれリクエスト多いんだよね、ハガキ見るとすごいたくさん来てる、人がいてこの曲を送りたいと思います。
え~ミドルバラードで『CLOUDY HEART』、いい曲です。

16.CLOUDY HEART

ハイ、え~最後にですね、BOØWYのえ~自分で作っといて言うのもなんなんですが、一番好きな『CLOUDY HEART』を聴いていただきました。
今日ホント松井ありがとね。
スゲーやりやすかったわ。

ボクもすごい楽しかったです。

まただからドンドンドンドンおいでよ。

ウン。

そうだからさ、普通のラジオ番組よりは、なんかホントにオレらの趣味っていうかさ、そういうのわかってもらえるだけでもいいと思うし、結構カッコいいのってみんな知らなくてもさ、たくさんあるじゃん。
だからもし逆にオレらが知らないのでいいのがあればさ、どんどんリクエストも送ってほしいと思うし、で~あのホントにさっきも言ったけどね、あの~あんまり無理して起きてなくていいよ。
あの~勉強の邪魔になっちゃうようだったら、ね~録音して聴いてもいいし、来週はまこっちゃんも来ることですし。
あの~覚悟して聴かないと結構大変な事になりますんでね。
え~そういう感じですかね、今週もどうもありがとうございましたという事でですね。
(中略)
じゃ、みなさんサヨナラ、来週もまたヨロシクヨロシクで。

『1986年10月21日 SF Rock Station』メモ