『RATS』レビュー
『CASE OF BOØWY』で初めてこの曲のカッコよさにシビレた、という人も多いでしょう。
スタジオ版のチープな音がライブで大化けする、『BOØWY』がライブバンドだという事をあらためて気づかせてくれる曲。
『RATS』はネズミという意味ですが、ネズミがチョロチョロ動き回る様子から「スパイ = 裏切り者」といった意味もあります。
歌詞も「つるんでいるのは上辺だけの仲間、ヤバくなったらオレだけ逃げる」という裏切り者を揶揄した内容になっています。
6人編成時代はサックスの音が前面に出ていましたが、4人編成になってからは速いエイトビートにアレンジされていた時期もありました。
『RATS』歌詞
作詞 | 作曲 | 編曲 |
---|---|---|
氷室狂介 | 氷室狂介 | 布袋寅泰 |
何もなけりゃ ALWAYS 友だちヅラ
ALL RIGHT
事が起こりゃ OF COURSE 知らん顔で
OH NO
*何もない時だけいつでも笑顔でつき合う
慣れ合い うわべの仲間
軽い話 ALWAYS 調子合せ ALL RIGHT
ヤバクなれば OF COURSE ケツをまくる
ALWAYS
そんなヤツばかりサ 言葉の遊びにつまれば
あとには何もないのサ
**上手に世の中 渡れていいぜ
淋しさ知らずに生きてていいぜ
言葉をオモチャに使えていいぜ
本音が最後の切り札が
Repeat*
Repeat**