『1981年05月11日 新宿LOFT』セットリスト&MC
音源未所持のためセットリスト不明。
1981年5月11日名義の4曲入りニセ音源(MASS AGE→FUNNY-BOY→LET'S THINK→GIVE IT TO ME)などが出回っているのでご注意を・・・。
『1981年05月11日 新宿LOFT』メモ
暴威のデビューライブ。
あくまで『新宿LOFT』ワンマンのデビュー。
この日よりも前に『新宿LOFT』に出演していることはLOFT創始者の平野悠が明らかにしています。
81年5月ロフトデビュー
暴威はその2ヶ月前から「ロフト新人デー」に出演している
おそらく、1981年4月6日の『LOFT DAY』のことを指していると思われますが詳細不明(3月に『LOFT DAY』はなかったようです)。
また、この日に暴威のサポートドラムを辞める木村マモルのプロフィールには以下のように書かれていることから、『暴威 LOFT FIRST LIVE!!』前に数回ライブをしていたのは間違いないかと。
初代ドラマーとして1stアルバム「MORAL」のレコーディングと数回のライヴに参加。
出典:http://gmsc.giga.co.jp/jsp/html.jsp?tmp=label/00073/artist/ar613341&stcd=08
【『BOØWY』初代ドラマー】『木村マモル』の『暴威』加入前から現在まで
この日の観客は男性9人、女性4人の計13人だったらしく、男性9人の中に後日ドラマーとなる高橋まことがいたのは有名な話。
朝倉紀幸&GANGで知り合ったギターの山田淳という男から突然「今から新宿ロフトへ来い」と電話があった。
(中略)
ドラマー(木村マモル)がもうじき抜ける予定らしく、事情通の山田は言った。
「まこと、今バンドやってないんだったら、やってみたら?」出典:『スネア』 高橋まこと
また、観客の女性4人のうち3人は氷室狂介の知り合い関係で、実際にこの日のライブを観た、という女性が記事を書いています(信憑性は不明)。
慣れ親しんでる新宿ロフトはガラガラの客入り。
Wiki によると、「13人(男9人 女4人)の客」とある。
この女4人の内3人は私と先輩とその連れである。1981年5月11日―― 暴威のデビューライブは始まった。
狭いステージにメンバーが6人出て来た。
ギターの人大きい! が第一印象。
「暴威」から連想した不良感は殆ど無くニューウェーブな感じ。
サックスが要所で入り、盛り上げ役の私は一曲も知らないが最初から最後まで拍手したり踊りまくっていた。ヴォーカルの人は「曲がまだ無いから」と同じ曲を2回演奏した。「NO.NEW YORK」ってキャッチーな曲で、その2回目にはサビで「ニューヨーク! ニューヨーク!」って一緒に歌い、盛り上げ役任務を遂行出来た。
振り向くと先輩は上機嫌でニコニコしていた。
眉毛の無いいつもしかめっ面の先輩が綺麗に見えた。
2023年11月30日、『ハーさん長谷川』という人物によってwikipediaに書かれているこの日のエピソードが以下のように編集されていました。
5月11日、新宿ロフトでデビューライブ「暴威LOFT FIRST LIVE」を行う。
ちなみに、このギグの観客は13人(男性9人、女性4人)。
その中にはIMITATION(今井裕・高橋ゲタ夫率いるバンド)を脱退して1週間後ボーイマネージャーから入ってくれないかと電話で誘いを受けたSatoshi(ライブを5分観て公衆電話から断りの電話を入れた)、ギタリストの山田淳の誘いで観に来た高橋まこともいた。
他には、氷室と同郷の女暴走族リーダーおよびその連れの女性2名。
後日、高橋がスタジオでのセッションを経て正式加入し、木村が脱退。
文中の『Satoshi』は『IMITATION』第一期メンバーでドラムを担当していた長谷川さとしかと。
ご本人が当時の知られざるエピソードを追記してくれたのでしょうか。